ライブラリを入れる(Puput等) by xrsns.com

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ライブラリを入れる(Puput等)

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初回投稿日 2019-11-27 | 更新日 2020-02-03

このページでは、MySQLを使用して、ブログ形式にする必要最小限のライブラリを入れる所まで行います。

各ライブラリをインストールする前提

Wagtailを動かしていく際に必要なライブラリを入れて行きます。

現在のディレクトリの位置

C:\Users\~\directoryA\myProject

現在のコマンドプロンプト内の表示例

(env) C:\Users\~\directoryA\myProject

任意のディレクトリ(directoryA)の下の、
Wagtailプロジェクト(myProject)のディレクトリトップの位置を
指してると仮定して説明を進めます。


尚、現在の表示が仮想化された状態であるに関しても確認して下さい。
PuputやPyMySQL等の各ライブラリを入れる前に必ず、仮想環境を設定しておいて下さい。
仮想環境の設定に関しては、 「Venvで仮想環境を作成する」 をご覧ください。

(env)$ cd C:\Users\~\directoryA\myProject

Wgtailプロジェクトのトップのディレクトリにいない場合は移動してください。
移動はコマンドプロンプトで$cd ~で行います。
今後の説明は、仮想化を示す(env)は省略しますが、特別な注釈がない限り、
先頭に付いているものと仮定します。

$ pip install --upgrade pip

今使っているpipが最新版ではない可能性がある場合は、
pipを最新版に更新する事をお勧めします。

Djangoをインストールする

$ pip install django==2.1.8

$ pip install django==2.1.8

Successfully installed django-2.1.8 pytz-2019.3

Djangoのバージョンを指定してインストールします。
最初のWagtailプロジェクトの作成の所でもWagtailと一緒にインストールしましたが、
仮想化した状態には入ってないのでもう一度インストールします。

仮想環境についてよくわからない場合は、 「Venvで仮想環境を作成する」 をご覧ください。

必ずDjangoのバージョンを設定して、Django 1.6以上、Django 2.0未満にして下さい。
DjangoとWagatail等のバージョンの関係がよくわからない場合は、
Django等のバージョンについて」 のページをご覧ください。

Puputをインストールする

$ pip install wheel
$ pip install wagtail django-colorful django-el-pagination django-social-share

Puputをインストールする際は、
Puputを使うのに必要なライブラリをインストールする必要があります。

Wheelとはビルド済みのパッケージを保存するための形式であり、
Wheelを利用することで毎回コンパイルする手間が省けます。

$ pip install --no-deps puput

Puputをインストールして下さい。
--no-depsを付ける事で、依存ライブラリを自動的に取り込まなくなります。

Wagtailで記事を書き投稿する際に詳しく説明しますが、
Puputを入れる事で、Wagtailをブログ形式で利用出来るようになります。

$ puput 1.0.5 has requirement Django<3.0,>=2.1.6, but you'll have django 2.0 which is incompatible.

もしも、上記の様な注意文が出てきた場合は、Djangoのバージョンが合っていませんので、
Django等のバージョンについてのページを確認してから、Djangoをインストールするのセクションに戻って、
Djangoのバージョンを2.1.6以上、2.2未満に合わせて下さい。

PyMySQLを入れる場合はDjango2.1系統にして下さい。
Puputは2020年2月現在、Django3には対応してませんので注意して下さい。


尚、Puputを入れなくてもWagtailは動かせますが、ブログ形式のCMSとは多少異なったものとなります。
WordPressの様な利用を考えられている方はPuputを入れられる事をお勧めします。

今後、マイグレーションを行う際に、Puputをマイグレーション後に追加すると、
Puputを入れてから、もう一度マイグレーションをする必要が出てきて二度手間になるので、
ここのセクションで入れてるものと仮定して進めて行きます。

PyMySQLをインストールする

$ pip install pymysql

PyMySQLをインストールして下さい。
PyMySQLとはMySQLを扱う際に必要となるライブラリです。
MySQLを使わずにSQLiteを使用される場合はPyMySQLは入れる必要はありません。

本番環境ではSQLiteではなくMySQLを使う事を推奨します。
ここのセクションでPyMySQLを入れたものと仮定して進めて行きます。

ライブラリ確認してまとめる

$ pip freeze
$ pip freeze > requirements.txt

$ pip freeze
beautifulsoup4==4.6.0
certifi==2019.11.28
chardet==3.0.4
Django==2.1.8
django-colorful==1.3
django-el-pagination==3.2.4
django-modelcluster==5.0
django-social-share==1.3.2
django-taggit==1.1.0
django-treebeard==4.3
djangorestframework==3.10.3
draftjs-exporter==2.1.7
html5lib==1.0.1
idna==2.8
Pillow==6.2.1
puput==1.0.5
PyMySQL==0.9.3
pytz==2019.3
requests==2.22.0
six==1.13.0
Unidecode==1.1.1
urllib3==1.25.7
wagtail==2.7
webencodings==0.5.1
Willow==1.3

「$ pip freeze」でインストール済みのライブラリのバージョンを確認できます。
「$ pip freeze > requirements.txt」でフォーマットをrequirements.txtにまとめます。

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Wagtailのプロジェクトトップに「requirements.txt」というファイルが作成されているのを確認して下さい。
ライブラリを増やしたり、減らした際は「requirements.txt」をその都度更新するのをお勧めします。

尚、「requirements.txt」はGoogle App Engin(GAE)では必須となっております。

これでWagtailを本番環境でブログ形式で使用する為のライブラリのインストールは完了です。
次回は、実際にローカルで動かす為にWagtailのファイル内の設定を行います。

次の記事

ファイル内設定(URLや日付等)

Wagtailを動かす際に、Wagtail内のファイルで記載の追加や直すべき箇所を直して行きます。

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